コンテンツマーケティング

「読み手」を「顧客」に育てるコンテンツとは

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コンテンツを作成することは、自社をアピールするための有効な手段です。その意味でブログは一大ビジネスになっています(*1)。

Content Marketing Instituteによれば、B2Bマーケターの89%がコンテンツマーケティングを活用しているそうです(*2)。また、HubSpotの調査では、1カ月あたりのブログ投稿数が多い企業ほど、その企業サイトのトラフィック量が多いことが判明しました(*3)。

企業にとってコンテンツとは、顧客とのエンゲージメントを高めるために利用する、あらゆるものを指します。読み応えのあるブログや人目を引く動画、シェア可能なインフォグラフィックなど、すべてです。

企業のブランドを業界のエキスパートやインフルエンサーとして確立できれば、コンテンツは拡大するコンテンツ利用者とのつながりや、エンゲージメントを高めます。しかしそれ以上に、企業がコンテンツマーケティングに投資する最大の理由は、新たにトラフィックを生み出し、リードと売り上げを増やせるからです。

良好な業績を収めている企業の61%が、目的や定義が文章化された明確なコンテンツマーケティング戦略を実践しています(*2)。この効果的なマーケティング手段を活用しなければ、ビジネスチャンスを逃してしまうかもしれません。

企業は自社や自社製品についてばかり書いてしまいがちですが、残念ながらインパクトだけを狙った広告や、ソーシャルメディアでのうさんくさいビジネスの投稿が通用する時代はもう終わりました。人々は、オリジナリティーに富み、価値が高く有益なコンテンツが今すぐ欲しいのです。

マーケターが現在直面している最重要課題の1つは、見る人を満足させるために絶えず大量のコンテンツを作成しなければならないことです。では、コンテンツを利用する人にとって新しい発見があって楽しめる、高品質のコンテンツを作り続けるにはどうすればよいでしょうか。

一番のコツは、コンテンツを作り始める前にコンテンツ利用者のニーズを知ることです。もし、カーペットのクリーニング事業を営んでいるのであれば、占星術に関するコンテンツを作成しても意味がありません。

企業はその分野の専門家なので、自社のビジネスに関するコンテンツを作成するのが賢明です。企業が持つ知見を反映したコンテンツは、見込み顧客にとっても既存顧客にとっても役に立つものなのです。

顧客についての理解を深める

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見込み顧客についての理解を深めるためには、大きく分けて2つの方法があります。

1. 自問する

コンテンツを作る努力をする前に、ターゲットとなるコンテンツ利用者のニーズを理解する必要があります。本当の理解を深めるために、次のことを自問してみましょう。

  • 特定の時期になると自社のビジネスが求められるのはなぜか?
  • ターゲット層が直面しやすい最も一般的な課題は何か?
  • 現在、彼らはその課題をどのように解決しているか?
  • その課題を解決するために、自社のビジネスはどのように役立つのか?

上記の質問の回答になるようなコンテンツを作成すると、おのずとそれを利用する側との関わり方がわかります。彼らの気持ちになれば、質問の答えを見いだすことができ、後に新たな話題として発展させることもできるでしょう。

また、ターゲットとなるコンテンツ利用者を理解するもう1つの良い方法は、自社と似たビジネスに目を向けることです。つまり、ライバル企業が大いに参考になる可能性があるのです。

競合他社のソーシャルメディアにアクセスして、人々とどのように交流しているか、どのような表現やキーワードが使われているかを調査しましょう。競合他社の場合も類似した傾向があるはずです。

調べてみることでアイデアがひらめき、独自のコミュニケーションスタイルを確立できる可能性があります。

2. ペルソナを作る

ターゲットとなるコンテンツ利用者を理解するためのもう一つの方法は、「ペルソナ」を作ることです。ペルソナは単に属性や平均年齢を表すものではありません。コンテンツ利用者の大部分を代表するような半分架空のキャラクターといえます。

ペルソナの居住エリアや趣味、利用しているソーシャルメディアや購読しているウェブサイトなどを想定してみましょう。そうすることで、作成するコンテンツ、また、そのコンテンツのトーンや形式を絞り込むことができます。この方法は、顧客と直接交流する際にも役立ちます。

ここで忘れてはならないのは、企業にとって魅力的と思われるものが、コンテンツを利用する側にも魅力的であるとは限らない、ということです。コンテンツ利用者が関心を持っていることに常に目を向けることで、コンテンツ戦略を順調に進められます。

ターゲットとなるコンテンツ利用者を調査し、彼らがどのような人々で、余暇をどこで過ごし、どのソーシャルメディアを利用しているかが判明できたら、今度は、その情報をどう利用すべきかを考える必要があります。

幸いなことに、どんなに専門的、あるいは面白みのなさそうに見えるニッチな分野であっても、質の高いコンテンツマーケティングは有効です。

読みやすいコンテンツを作る

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コンテンツは教科書ではないので、コンテンツの利用者が実際の会話で使いそうなキーワードを用いて、読みやすくしましょう。また、コンテンツを作成した人の人柄やその企業で働く人々が垣間見えるような書き方にすることも重要です。

キーワードの役割は、コンテンツを読みやすくするだけではありません。キーワードはSEO(検索エンジンの最適化)にも多大な影響を与えます。なぜなら、SEOはコンテンツをできるだけ大勢の目に触れやすくする手法だからです。

質が高く、独創性に富んでいるコンテンツほど、検索エンジンの上位にランキングされます。ターゲットとなる顧客層が検索しそうなキーワードを考え、自社のブログやコンテンツにそれらのキーワードを確実に組み込むようにしましょう。

魅力的な企業コンテンツを作成するための3原則は次のとおりです。

  1. 短い段落や文章を心がける
  2. 見出しや小見出し、魅力的な画像を付けて、長い段落を区切る
  3. 読者の心をつかむ、簡潔で人目を引くタイトルを付ける

「まとめ記事」と呼ばれるような記事のリストも、優れたコンテンツフォーマットの一つです。記事のリストを用いると、読者がページを簡単に移動して、内容を理解しやすくなります。すべての単語をくまなく読む人はほとんどいないので、読者が重要なキーワードにさっと目を通すことができるような書き方にしましょう。

オリジナルのコンテンツを作る

重要なのは、オリジナルのコンテンツを作成することです。ありふれたコンテンツでは目立たないため、型にはまらない印象的なコンテンツを心がけます。 すでに世間に広まっている話題について書く場合でも、独自の見解や個人的な体験談を加えましょう。

そして、作成するコンテンツは、タイムリーかつ正確でなければなりません。情報源を確認し、掲載すべきクレジットは忘れないように載せましょう。また、コンテンツをタイムリーに保つということは、古いコンテンツを更新するということでもあります。

すでに投稿しているコンテンツであっても、見直して新たな解釈を加えることは可能です。たとえば、Canvaなどの便利なオンラインツールを使って、ブログ投稿を読者にわかりやすいインフォグラフィックに変えることもできます(*4)。

価値を創造する

消費者は、商品を押し付けられることを嫌います。そのため、彼らとつながるための最善策は、その商品の価値を創造することです。

アドバイスでも説明ガイドでも、他の記事やホワイトペーパーなどの有益な情報へのリンクでも良いので、コンテンツの利用者に提供しましょう。彼らの課題をすぐに解決できるような情報やメリットのある情報を提供するなど、実用的であることが大事です。

企業が特定の分野での第一人者となり、信頼されるようになると、そのブログは情報源として度々利用されるようになります。有益なコンテンツを提供することは、宣伝色が透けて見えるコンテンツを作成するよりも効果的なのです。

コンテンツの閲覧数を増やす方法

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コンテンツの作成が完了したら、次の課題は投稿記事を実際に読んでもらうことです。

コンテンツディスカバリーやソーシャルメディア、メールなどのチャネルを利用してコンテンツを配信すると、認知度が上がり、シェア数が増大します(*5)。ターゲットとなるコンテンツ利用者を理解すると、彼らが各種ソーシャルメディアのどこに存在しているかがわかるでしょう。

新しいものを積極的に探している層にリーチしたいなら、コンテンツディスカバリープラットフォームが最適な配信手段です。コンテンツディスカバリーは、マーケティングファネルの全段階の顧客に最適なコンテンツを配信する手助けもします。

コンテンツの配信を効果的に行うには、これらのチャネルを識別し、最大限に活用しなければなりません。コンテンツの配信計画が準備万端なら、自社のコンテンツがターゲットとなる利用者に見られているかどうかをわざわざ確認する必要はありません。

効果的なコンテンツマーケティングは、コンテンツの質にかかっています。もし素晴らしい品質のコンテンツを提供できれば、その利用者は企業とのエンゲージメントを高め、最終的にはその企業のサービスや商品への対価を支払ってくれるでしょう。

さらにコンテンツマーケティングは、自社ブランドを構築し成長させていくうえで、非常に費用対効果の高い手段の1つです。自社の顧客がどこに存在しているかを把握し、彼らが何を求めているかを本当に理解することができれば、彼らに課題解決策を提供したり、また最終的なコンバージョンにつながるタイムリーで魅力的なコンテンツを作成したりするのは簡単でしょう。


Taboola社と技術提携しているYahoo!コンテンツディスカバリーの商品詳細、出稿に関するお問い合わせは、掲載の代理店または弊社営業担当までご連絡ください。

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