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<3分で読める>知っておきたい「新テクノロジー活用」の今

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日々、テクノロジーは進化しています。IoTを活用したプロダクトはいまや珍しくありませんし、クリエイティブの表現方法もVRやARを活用した新たなステップへと進んでいます。話題を集めているビットコインも、ブロックチェーン技術によって支えられています。

今回は、近年研究が進んでいる新たなテクノロジーの活用について、2つのキーワードとともにお届けします。

日々の行動をもとに本人確認ができるようになる?

2017年現在、個人認証の主流はIDとパスワードの打ち込みによるものであり、次いで指紋認証や虹彩認証などがあります。しかし、次世代の新たな認証技術として「ライフスタイル認証」というものが研究されています。

スマートフォンなどのモバイル端末には、「何時に起床し」「どこへ移動し」「いつ、どのアプリを利用し」「どんな行動をしたか」といった、個人の行動に関する膨大な情報が蓄積されます。ライフスタイル認証は、こうした膨大な個人情報を収集、分析することで、安心・安全に本人確認を行うための技術なのです。現在は、東京大学大学院情報理工学系研究科 ソーシャルICT研究センターが、5万人規模の実証実験を行っている段階だそうです。

認証というわずらわしい行為をできるだけ簡便にしてくれる技術として注目されていますが、実現に向けては技術面や環境面での課題も残っています。いずれ浸透するかもしれないこの技術について、今のうちに覚えておいて損はないでしょう。

消費者の“無意識”に訴求できるか

マーケティングの分野でも革新的な動きがあります。

企業が消費者調査を行う際、アンケート方式が採られることがあります。しかし、その時々の雰囲気や回答者の気分によって意見が変わることもよくありますし、設問自体が正しく設計できていないこともあります。そのことが、アンケートの調査結果と実際の消費者の行動に違いが生じる一因になっています。

そこで、消費者自身の“無意識”な状態を脳科学的な側面から分析して、説明のつかない購買行動を解明しようという「ニューロマーケティング」という取り組みが注目されています。

テクノロジーの発達にともなって脳の仕組みの分析が進めば、消費者自身も気づいていない潜在欲求に対する広告訴求や、奇抜でなくても目を引く商品パッケージの開発などが可能になります。

脳科学は学問として発展途上であり、ニューロマーケティングを広く実用化するにはまだ実証実験を続ける必要がありますが、すでにいくつかの企業では、ニューロマーケティングの取り組みが行われており、効果が期待できる兆しも見えているそうです。

今回は、「ライフスタイル認証」「ニューロマーケティング」という2つのキーワードから、
実用が待たれる近未来にむけた技術研究についてご紹介しました。テクノロジーの進化は、マーケティングに変革をもたらします。つねに最新テクノロジーの情報にアンテナを張っておきたいものです。

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